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猫コラム

三毛猫のオスはなぜ価値が高い?生まれる確率と希少な理由

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猫の柄の中でもメジャーな「三毛猫」ですが、実はオスが生まれてくるのは非常の稀。もし生まれてきたら、とんでもない値段が付くくらいの価値があります。

今回は「オスの三毛猫」についてのお話です。珍しく縁起が良いオスの三毛猫ですが、猫本人からすると「オスに生まれてくる事が不幸」なんて事もあるかもしれません...

James Petts

 

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三毛猫の「オス」が希少な理由

ざっくり言ってしまうと、

「本来くっついてくるはずのない二つ目の遺伝子が追加され、オスの三毛猫になる」

これがオスの三毛猫が生まれてくる理由です。

三毛猫の毛色は「茶・黒・白」からなりますよね?この三色が揃った状態は、本来メスだけが持つ事ができる特徴です。

少し小難しい遺伝子の話になりますが、

オス=染色体はXY
メス=染色体はXX

それぞれ、このような遺伝子を持っています。そして、一つのX染色体に一つづつ、黒か茶の遺伝子が含まれます。

そのため、染色体が「XY」のオス猫は、本来どう頑張っても「白と黒」「白と茶色」のような二色の毛色にしかなりません。三毛猫として生まれるために必要なもう一つの「X遺伝子」が足りないためです。

メスだと「XとX」なので、茶も黒も受け継いで三色になれる可能性が大きいですが、オスは無理。という事です。

ちなみに白い部分は「ベースカラー」と呼ばれ、XYどちらの遺伝子にも含まれています。

これがなんらかの突然変異で「XXY」の「オスなのに三毛猫に必要な毛色の遺伝子二つを引き継いでいる状態」で生まれてくるときに限りオスの三毛猫になります。

突然変異なので、狙って生み出す事はできません。当然メスの三毛猫と比べ数は劇的に少なく、その分希少になる・というわけです。

 

オスの三毛猫が生まれてくる確率は?

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突然変異が起きてXXYの遺伝子を持つ「オスの三毛猫」が生まれてくる確率は遺伝学上2〜3万分の1とされています。これは、かなり天文学なな数字と言えるのではないでしょうか^^;

交通事故で命を落とす確立が1万分の1なので、どれだけ三毛猫が生まれてきても巡り会えない理由がわかります。(交通事故に三回あって三回命を落とすのと同じ確立。無理ですね。)

世に生まれてくる猫が全て三毛猫なら話は別ですが、そうではありません。三毛猫かつオス・というのは、とても希少で滅多にお目にかかれない「超レアキャット」なのです!

ただし、三万匹に一匹というのも、あくまで遺伝子の仕組みを考えてはじき出された数字にすぎません。サイトや書籍によっては1000匹に一匹とか、数十万匹に一匹とかというところもあります。

ひょっとすると、あなたが飼ってる三毛猫が初めて産む子が「オスだった」なんてこともあり得ます。

「三毛猫が生まれる確立」は、「なかなか生まれてこなくて、自分が生きてる間に会える確立が低い」

くらいに捉えておいた方が、わかりやすいかもしれません、

 

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オスの三毛猫が招き猫のモチーフ?

hehaden

幸福を呼ぶために「招き猫」を置くことがりますよね?金ピカな物からカラフルな物まで色々ですが、本来招き猫は「三毛猫」がモチーフ。しかも「オスの」です。

昔からオスの招き猫は希少な存在として捉えられており、特に船乗りの間では「こいつを乗せとくと遭難から逃れられるかも!」と厄除け代わりにされていました。

が、崇められてばかりではありません。

江戸時代あたりから、「オスは珍しすぎる!怖い!」といった扱いを受けるようになり、屏風や浮世絵に描かれる妖怪・化け猫のモチーフとしても三毛猫が多く登場するようになったとか。

幸福扱いされたり妖怪扱いされたり....オスの三毛猫ちゃんは長い歴史の中で、人間から色々な目で見られてきたことになります。

 

もしオスの三毛猫がいたら値段はいくらになるか

lubi.exblog.jp

その三毛猫の健康状態、ブリーダーや飼い主によってつけられる値段も違います。ペットのオークションだと最低でも数百万円、場合によっては2〜3千万円の価値があるかも!?なんて話も耳にします。

血統種ではない三毛猫としては、あり得ない価格です。ネット上でもちらほらと、「数千万の値がついた」「テレビに2000万の三毛猫が出てた!」等のコメントも転がっています。

 

増やせない理由は「染色体異常で生まれてくる」から...

hehaden

珍しく高く売れる可能性がある....こう聞くと「増やせばもしかして」なんて考える方もいるかもしれませんね。ですが、そこまで甘くありません。

前述の通り、オスの三毛猫は遺伝異常の賜物です。ぱっと見は健康そうに見えても「クラインフィルター症候群」という病気の猫ちゃんに位置付けられています。

そして、普通の猫と違い染色体をXXYと三つ持っていることから、子孫を残す能力がありません。だから、オスの三毛猫が自分と同じオスの三毛猫の子を設けることは、不可能なのです。

もちろん、その三毛猫ちゃん自身も「オス」として生まれてきたことによってリスクを背負います。遺伝子に異常がるため、短命だったり病気にかかりやすかったり等、苦労することも多いそうです。

 

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まとめ

以上、「オスの三毛猫」についてまとめさせていただきました。珍しく縁起が良いのは嬉しいですが、三毛猫本人からしてみると、短命だったり病気にかかりやすかったりと、大変なこともあります。

もし人の手で生み出すことができたら、短命な三毛猫が増えることになります。人工的にオスの三毛猫を生みだすようなことは、いくらお金になるとしてもいかがなものかと.....不可能のままの方が,かわいそうな命が生み出されず良い気がします。

とは言えもし身近にいるとするなら。一度会ってみたい!というのが本音ですね。人生が終わる前に会えるでしょうか...宝くじに当たる確率よりは高そうなので、三毛猫を見つけたら「オス?君オスだよね!?」と話しかけてみるのもあり?かもしれませんね^^;

 

 



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